それは12月頭の出来事。
ざくろさん、危うく全身麻酔沙汰になるところでした。
原因はノギ。草の種です。
去年も痛い目に遭ったというのに、今年もやられてしまいました。
(去年の様子はこちら→
ざくろ危機一髪〜ノギの恐怖〜)
今回もまた飼い主の不注意で草むらに入ってしまったざくろさん。
案の定、いろんな種をくっつけて出てきました。
でも種は顔周りにはついていなかったので、家に帰ってコーミングして取ろうと思ったのですが、
帰り道、頭をぶんぶん振りだし、そのうちギャインギャインと泣き叫び始めました。
抱っこしても虐待されているかのように悲鳴を上げます。
これはいけない、とすぐさまかかりつけの病院に行きました。
先生に事情を説明し、じっくり診察していただくと……
「ああ、耳の中に入ってますね。すごく奥に種みたいなものが見えます」と。
局部麻酔を耳の中に垂らし、なんとかピンセットで取ろうと試みますが、
大嫌いな病院で押さえこまれたざくろさんは恐怖のあまり暴れようとします。
種は鼓膜のすぐ手前に刺さっていて、普通は全身麻酔をかけないと取れない位置だと言われ、呆然。
ざくろさんにとっては犬生初の全身麻酔となるので、先生になんとかお願いしますと泣きつくわたくし。
先生も「なんとかがんばってみます」とざくろを連れて処置室へと入っていきました。
待つことしばし。
いろんなことが頭をよぎり、とても長い時間に思えましたが……
「よかったです!なんとか取れました!」
先生ががんばってくれて、奇跡的に取ることができました!
「ざくろもがんばってじっとしていてくれましたよ」とのこと。
前回の目のときも、今回の耳も、早期発見できたことがなによりだったそうです。
ちょっとでもおかしいなと思ったら、迷わず病院に連れて行こうと改めて思いました。

痛くて怖い目に遭わせてごめんね、ざく。
がんばってくれてありがとう。
3度目はないように気をつけるからね。
その後、種を取ったところからちょっと出血しているからと耳に垂らすお薬をもらい、一週間服用し、
無事完治しました。

これが入っていたノギ。
飼い主の戒めに持って帰ってきました。
垂れた耳にも侵入する悪魔の種として、ざくろ家では絶滅を祈願中。
みなさんもどうかお気をつけて。
ぽちっとな
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